SEOの基礎 被リンクの話
被リンクは「ひりんく」と読みます。
オウンドメディアだー、読者が読みたくなるコンテンツだーと
SEO界隈が騒がしいですね。
とはいえ、相変わらず被リンクもそれなりに大事なわけで、
今日は被リンクの基礎の話でも書こうと思います。
いつも新人研修とかで話しているネタなので、
知っている人も多いとは思いますが。
まずは論より証拠
みなさん、次の検索ワードで上位に表示されるサイトってなんだか知ってますか?
・「いいえ」
・「NO」
・「LEAVE」
正解はこちら。
「いいえ」のとき
「NO」のとき
「LEAVE」のとき
そう、共通して表示されるのはあのネット界の大物「Yahoo!JAPAN」。
さすがYahoo!とかそういうわけじゃない
Yahooは「いいえ」とか「NO」とか「LEAVE」とかでもSEO対策してるんですね。とか、そうじゃないんです。
これはYahoo!的には予期せぬ事態なわけです。
そもそも被リンクとは?
被リンクとは「他のサイトについている自分のサイトへのリンク」です。
ページランクが高いサイトからリンクを付けてもらうと、
自分のサイトも検索順位が上位になってきます。
図で描くと、被リンクはこんな感じ
どうやったら狙ったキーワードで上位表示されるか?
実はこの被リンクを作るときHTMLはこう書きます。
<a href="http://hogehoge.com/">チョー面白いサイトはこちら</a>
もしくはこう。
<a href="http://hogehoge.com/"><img src="./btn.png" alt="チョー面白いサイトはこちら" /></a>
だんだん解ってきましたか?
<a>タグで囲まれた中に入っている日本語
これこそが検索キーワードになりえるのです。
最初の答え合わせ
さて、というわけでYahooの話に戻りますが、Yahooが「NO」「いいえ」「LEAVE」で上位表示するということは
<a>タグの中に「NO」や「いいえ」や「LEAVE」という言葉が入っている。
そして、そういうサイトがたくさんある。
ということになります。
さて、ではどんなサイトでしょう?
答えは
「18禁」サイトです。
具体的に見てみましょう。
「吉原 ソープランド」と適当に検索して出てきたサイトを見ると、
「入口」と「18歳未満 LEAVE」のボタン画像がありますね。
では「18歳未満 LEAVE」のHTMLを見てみると、
altの中に「18歳未満 LEAVE」としっかり対象ワードである「LEAVE」が入っているんですね。
まとめ
被リンクとは他のサイトからリンクしてもらっていること。
検索対象にしたいキーワードを<a>タグの中にいれると、そのキーワードで上位表示されることがある。
複数のサイトから同じキーワードで<a>タグのリンクを貼られると、どんどん上位に表示される。
ということです。
だからみんなニュースリリースとか打って、ニュースサイトからリンクしてもらうんですね。
それにしても、とても気になるのですが、これはなんでしょうか・・・
Q. この動物園にはゾウはいますか?
A. いいえ忍者がいます。
この使い方で正しいのでしょうか。